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ゆきね1,2巻感想

あまりにネタバレが多くて1回整理しなきゃいけないと思って
久しぶりにきのこでもなく別ジャンルでなんか書いてます。

原作「シェルノサージュ」「アルノサージュ」の完結後の小説、
ゆきねライフロギング1,2巻の感想とか。
現状判明している情報も躊躇なく出すのでネタバレ注意です。

ネタバレなので続きからです。
本当にこの作品ネタバレ見たら後悔するのでこの時点で興味沸いたらやってね(マ)
ゆきね1,2巻感想_b0076623_12165928.jpg

カワイイ



まず1巻から。各所で散々な出来と聞いて、実際読んで思ったのが
「別に言われてるほど致命的にひどい内容じゃなくね?むしろいい話じゃね?」でした。
ただひどいのは事実なので先に予防線貼っておきます。
僕は1巻も2巻も内容は大好きという前提で話進めます!

特に1巻は思わず目をそらすほど誤字脱字名前間違えがひどかったけど
内容自体はすごく好きだった。
サジュコンと毛色が違うとか無視できないくらい文章が面白くないとか
その程度で済んでまだよかった。いやよくないんだけど。
寧ちゃんはちゃんと言動が寧ちゃんだし、SH2メンバーもすごくいい子たちで
物語として見たら微妙な出来でも
「観測した記録」として見たらああこんなことあったのか、で済んでる。
最終的に寧ちゃんが頑張ってるの見てるだけで嬉しいんです。それに尽きる。

これで寧ちゃんがもはや別人の言動してたらキレ散らかしてたので
そこ以外は許せてアースにいた頃の寧ちゃん見たい人には勧められる。
1巻は寧ちゃんですらセリフが若干怪し・・・
7次元経由の6次元観測の誤差みたいなもんだからと言い聞かせてる。

次元の話も黄泉次元は不明な点は多いから解説欲しいけど
運命論とは別の世界論とか。あれは次元論に近いように思いました。
意思が干渉しあってひとつの流れが生まれることがユーキさんの言う因果なら
ユーキさんとSH2との出会いも運命の日に繋がる因果のひとつになるはず。
そうなると1巻はやっぱり必要な正史なんじゃないかな・・・。
2巻にアニカさんたち一切登場しないのは色々な意味でしょうがない。

SH2メンバーは不審死が別次元から魂だけ連れて行かれたことを知ってるから
帰化ルートでは寧がどうなったのか気づきますよねこれ。
わかっていたことだけど、実際向こうのことを知るとやり切れない・・・。
逆に帰還すれば周囲に話しても信じてくれる人がちゃんといるってことで
アニカさんは特に寧の良い理解者になってくれると勝手に思いました(^ω^ )
レナルルさんと同じ臭いを感じるのできっと端末さんとも友達になれ・・・
寧ちゃんの旦那ですとか言ったらあの人錯乱しそう(小並感)
ていうかロボット連れ歩いても驚かないの絶対アニカさんも原因ですよね。


で、
ユーキちゃん!結局寧ちゃんとどういう関係なんですか!

魂は同一で6軸違いの別人ってことでいいんですか!
1巻は散々引っ張ったわりに回収してないネタが多いのがね・・・。

ユーキさんの世界は情報が少なすぎるし文化も違うみたいだから
同じ地球だとしても相当違う歴史を辿ったか時代の違う世界なんでしょう。
あそこまで次元の研究が進んでるのもシェル世界の干渉疑惑あるし・・・。
あと入れ替わりのところはクッソ笑いました。寧ちゃんェ

黒い獣は黄泉次元以上に意味不明な存在で何者なんすか。
今回の事件の原因であり被害者でもあるし還れるといいね、とは思うけど
なんでアースに繋がったのか、結局どこの世界に住んでたかはわからずじまい。
ゲネロジに繋がる因果のひとつだろうけど、直接関係はない・・・はず。
2巻に続くのかと思ったらみーちゃん共々一切出番がなかったでござる。
みーちゃんも扱いが若干ひどいけど寧ちゃんは大切にしてるとこホント好き。

まとめると前日譚の前日譚(外伝)だから本編から離れすぎてるんですよね。
しかも作品展開のなくなったオフ版の辺りで出たのもあって
1年近く最後の作品として居座り続けたのもあるし
少しでもアースのことが知りたいって人でもなきゃ1巻は別に・・・とは思いました。
下手にシェルノアルノ並にハードル上げるものじゃないよ!
個人的には好きなんで2巻も出たし一緒に読んでほしい(切実)
・・・ポチポチタップは知らん。





ここから2巻。
まさかの1年延期から出るとは・・・一度は消滅しかけてたし。
当時はまだシェルノオフやってる最中だったのでちょうどよかったですね。
アルノ終わらせてシェルスペとかアーカイブあさりながら設定読んでた頃で
そろそろ掘り返すネタも尽きかけてたので・・・終わりが見えるのは寂しい。

2巻はアルノ完結後によくこんなとんでもない爆弾隠し持ってたな!って感想。
4月21日にラシェーラに連れ去られるまでの前日譚だってことは聞いてたけど
それ以外の情報が出るとは思ってなかった・・・いい意味で裏切られた。
よっぽど1巻の評価が悪かったのか、かなり長い間が空いたけども
2巻は手放しでよかったと言えるものでした。1巻も読んでほしいけど!!!
SSあるのでそちらも含めて。


なんていうか、ゆめきちを通して向こうの世界を見てきた。
そんな風に感じる内容でした。
動かせないもどかしさが夢セカイを見ているようで
だからゆめきちが動くという現象に理解が追いついてなかったところはありました。
寧はるか遠くってジェノメトリクスだからゆめきち自身に人格があると思ってたので
最後の最後まで端末さんだとは思ってなかった。ごめんゆめきち。


あと散々言われてたゲネロジックマシンですよ。
まさかの1巻の要素がゲネロジの正体に触れてたとは。
理屈的には同じ方法でいけちゃうのね・・・。

例の問題も全部解かせる気がないのわかる。
綾ちゃんも含めて他にも正解してた人がいた辺り、あれだけが条件じゃなかったのね。
仕様書はgenomiraiのページの背景にも似たものがあったし
問題の一部が音声記録のあの質問に似てるような・・・思い出したら無性に腹立ってきた。

あらゆる要素が重なった結果連れ去られたわけだから、
観測してない他の軸の寧ちゃんは条件満たせてないだろうな・・・。
「ゆめきちが端末さんの手で動いて色々あって大学を認めてもらい
SH2メンバーと出会いユーキさんの世界に飛ばされ解決し、
その後にジェノミライのページを発見し仕様書を手に入れ、
それを元にゲネロジックマシンを完成させBotとゆめきちの干渉を経て飛ばされる」

そうなる可能性軸を探せばありえないとは言えない・・・よね・・・。
瀬尾怜央という白鷹に似た人物と寧が出会うことも因果のひとつだとしたら
なんとも都合のいい世界だと思わなくもないけど。
白鷹がいたから怜央と小百合と出会えたのか、それとも逆なのか、
こればかりは他の可能性を見られない以上わからないし。

そもそもあいつ白鷹って言われてたじゃん!
どういうことだよ!


小説では全く触れられてなかったからあそこだけジェノメの改変だと思うしかないか。


それでゲネロジックマシンの機能ですね。
実は寧ちゃんこれの機能全部知ってたという。
機械を見てどんな機械か理解できるんだから
まして自分が作ったものは理解してますよねそりゃ・・・。
それがわかっててどうして使ったのかも判明して。
自業自得って言ってたけどさ・・・こんなんどうしようもないよ。

高エネルギーの急激な変化が次元を開くのは1巻で言われてて
そのために大掛かりな隔離力場を配置しなきゃいけなかったのに
これは単品で全部できてしまうというトンデモ機械だった。
ラシェーラの技術力ヤバイ。ていうかクラケット博士も相当ヤバイ。

あと向こうにもgenomiraiのページがあったみたいですね。
一度だけ問題に答えて100%で仕様書を手に入れると・・・。
怖すぎるんですけど。一瞬で解答が帰って来るのもwikiで書かれてた通りだし。
7次元向こうでいちいち解答見て採点した人がいるってこと?
言語違うのによくできたな。いやさすがにそんな手作業ではやらんか。



ゲネロジは大体予想通りで問題はこっち
リアノフ量子ビットAIアルゴリズム
これの正体もまったく分からずそもそもゆめきちのAIが端末さんかも怪しかった。
そういうわけで、P.107の挿絵の破壊力は凄まじかった。
(全部載せるのはどうかと思ってきたのでこの辺一部*で隠し)


S.C.T. kernel systems version **.
prototype engine designed by ***********$F~D!?#
**************** by Arytha=tiryjha *****




あわわわわわわわ・・・・
ヤバイってヤバイってあのAIがインディメだとしたら連鎖的に色々説明ついちゃったよ
ドローンとか携帯とか自由に操作できたらヤバイって
その気になればアース世界メチャクチャにできちゃうよ
ていうかどこの回線使って繋げてんだこいつ接続元も不穏すぎるし
ゆめきちが現に動いていたこともジェノメトリクス経由で干渉していた証拠?
じゃあやっぱり現実でゆめきちを動かしてたのは端末さんってこと?

寧ちゃん?寧ちゃん!寧ちゃん寧ちゃん寧ちゃん!



=====○)д`);.・;゛;ブッ


AIインディメ確定でした。

襲撃受けたあと判明したもんだから連鎖的に色々説明がついてしまって
何ができるのかわかった瞬間ゾクッとしました。変な汗出てきた。
あれいい意味で最悪な気分を味わったよ・・・見せ方がほんと上手い。
接続先の奴が良心的であることを願ったけど案の定でした。
寧を殺せば助けられる人がいるってことで最初はフラクテルかと思いましたが
どうもプリムを操作してた奴とも違う・・・のかな。

よく見るとAIのコードがデルタの隔壁のときよりもバージョンが古くて
ハックした名前に「Arytha=tiryjha」とある。読めそうで読めない。
それに接続元のアドレスもシェル経由してFL*****世界(フレ…?)とあるし
正確に読み取れないということは何か意図的に隠されてる?
これが今後出てくることはあるんですかね。

同時に、あれがインターディメンドならゆめきちも同様のはず。
じゃあ、ジェノメトリクスで動かしていたゆめきちはほんとに端末さんが・・・?
それならどうして小説で見ているだけなのにゆめきちが動いてるんだろう。
もしかしてここから想いが届いてる?それともゆめきちにも意思がある?
ううっうぅうう!!私の想いよアースへ届け!!
6次元先の結城寧へ届け!

と、この挿絵だけで混乱するくらい情報が詰まってました。宇宙ヤバイ。7次元ヤバイ。
状況的にBotのチャンネルがオープン状態のときに
ゆめきちもその回線を通して残った想いで動かしてたってことだとは思う。
その場合、1巻で寧ちゃんの危機に動けなかった理由の説明にもなるし。


寧ちゃんの前日譚と同じくらい妹の綾ちゃんもメインでした。
この頃の寧ちゃんが妹にコンプレックスがあったように
綾ちゃんも一点特化の才能を見て思うところがありそうな雰囲気はありました。
ゆめきち動かしてた当時からお姉ちゃん大好きなところはあったし。
今回はあの時以上に仲良くなった姿を見られて見てるこっちも嬉しかったですね!
ただ、それでゆめきちみたいなパートナーが欲しいというのは意外でした。
本当に、どうしてこうなってしまったんだろうとしか言えないし悔しい。
ゆめきちを動かして一言でも応援してるって言いに行きたい・・・。

あのBotの向こう側の奴の言い分もわからなくはないんですよね・・・。
「大切な人がみすみす不幸に進んでいくことの苦しみ」は
2巻の内容自体が寧の辛く苦しい旅が確定している前日譚で、
ジェノメでゆめきちが干渉したことも原因のひとつなんですよね。
もちろんそれで可能性軸が分岐するとも限らない。
イオンはラシェーラにきて不幸なことだけじゃなかったとも言ってました。
でも「別の幸せな未来があった」としたらどこかでそう思ってしまう。
それで何もせずに黙って見てることなんて出来ないですよね。
Botはそれが行き過ぎただけで、それ自体はわからなくもない。

逆を言えばこの出会いは「ゆめきちが干渉したからこそ生まれた可能性軸」で
多分干渉してない世界も端末が観測できないだけで存在してるはず。
よくよく考えてみればシェルノ10章と状況がかなり似ているんですよね。
どちらも端末が干渉したからこそ出会うきっかけになった分岐点。
Bot野郎もあれは度が過ぎてる上に身勝手なクソ野郎だけど、
少なからず綾ちゃんを心配してたのは事実のはず。そう思いたい。

あれが制限のないインターディメンドなら実際にできてしまいますよね。
Botの言う通りにしていれば、選択する上で詰まない限り望んだ未来を得られる。
そうすれば綾は間違いなく平穏で幸せな人生を手に入れられる。
本人が望むならそれもひとつの幸せの形だけど、
もし仮に寧ちゃんに危害を加えない奴だったとしても
それを幸せと言える子なら、あんなに悩んで苦しんだりしないですよね。

「自分の意思で選んで前に進む」ことの重みは
個人的にサージュ・コンチェルトの重要な要素のひとつなんだと思います。
12章でネイがイオンにかけた言葉は端末さんにも通じるもので
シェルノでイオンが起きるために切断する選択をしたことも
アルノでキャスのお願いに応えるかどうかの選択も端末さんの意思で選んだこと。
寧を想う行動も選択のうちで、あなたの正解は愛じゃないって言われるけど
「あなた」の意思で能動的に選択することがイオンへの愛なのかなと。
実質選択権はないけど、あれらも選ぶことの重みを端末さんにも求めてますよね。
それが端末さんもプレイヤーであり登場人物のひとりであることの証なんだと思います。

選びたくないけど選ばなきゃいけないことってシェルノでもアルノでも何度もあったと思います。
そういう意味では、どちらかを選びたくないアニカさんのした選択が
1巻を好きになった一番の理由だったりする。ちゃんとサジュコンしてる

ていうかBot端末の暴れっぷりを見てインディメの恐ろしさを再確認しました。
正確にはClass-Arnosurgeの機能のひとつらしいけども。
そりゃアーシェスの行動制限されるわ・・・。
アルノのシュレリアENDでもそうだったけど、
悪用したらいくらでもその世界を自分の望むだけ好き放題にできてしまう。
携帯のBotですらあの脅威なんだから発覚する前にノーマに搭載されたらと思うと・・・。
ただ、どうも行動制限がない代わりに自由に時間の巻き戻しはできないみたいですね。
綾の未来を知っていたのは、設定とか言ってたし向こうの端末にでも書いてたのかな。
使う人の問題だけど、マジでインターディメンド厄ネタの塊すぎる・・・。



その後のことも、みんながゆめきちのことで本気で怒ってくれて
綾ちゃんもずっと悩んでたものに答えを出して自分の意思で道を選んだ。
なんていうか、熱くこみ上げてくるものがありましたよね。
逃げるように大学に行ったって言ってたけどそんなことはないよね。
還ったあともこんなにも大切に想ってくれる家族も友人たちもいるんだから。
だからこそ、あのクソ野郎だけは許せない。
絶対に許さないリスト一位のリーヴェルトと同じくらいに許せない。
ゆめきちももう壊れて欲しくなかったけど、ずっと代わりに寧を守ってくれて。
後は任せろ!って感じでやっぱり来てくれたところは最高にかっこよかった。
ありがとうゆめきち。でも水没含め5回も破壊するのはやりすぎだよ(´ ◔ω◔`)
アーシェスも含めると端末さん6回も寧ちゃんの目の前でロボット壊してる・・・。
壊したくて壊してるわけじゃねーよ!むしろ毎回直させて申し訳ないと思ってるよ!
ただ戦闘用に改造しないのは寧ちゃんらしいしそれでいいと思います。

怜央さんがゆめきちに感謝してくれたことが端末さん・・・というより自分にとっての救いでした。
あの時漫画を続けるかという問いの答えが正しかったかどうかは本人にしかわからないわけで、
本気で怒って肯定してくれたことでようやく選んでよかったと思えるようになった。
しかもゆめきちの想いをくんで寧ちゃん達を守ろうとしてくれたり・・・うるっときて泣くわこんなん。
また会えたら伝えたいことがたくさんできたし・・・ほんとに会いたい。

そういえばラシェーラでは物に想いが残るというものがあったけど
一時的にでも動かせるほどの想いを端末さんたちは残してたんだなぁ。
あなたがイオンの幸せを願えば必ず幸せになれるってこういうことなのかな。



2巻は本当に心に残るものになりました。
前日譚としてこれ以上ないです。とてもよかった。
またゆめきちとしてみんなに会いにいけたらいいな・・・。
アース世界がこれからも平和であってほしいと願わずにはいられない。






以下SSの感想。
自分の目で見てからをオススメします。
こんなところでネタバレされていい内容じゃない。ほんとに。


2巻で懸念してたことが大体解消された世界。
還れても傷はどうするんだよ・・・と思ったらそもそもなかったことになってました。
主観時間ではどれくらい経ってるんでしょうね。
肉体年齢と魂の年齢が一致しない人が多すぎて主観で4~5年くらい?
それだけ離れてたらああなるし、還れた実感が沸いてこっちも嬉しい。
ボイスメールのところは悶え死ぬ。お嫁さんかわいすぎる。
次元の研究と同時に幸せに暮らしてることがわかって嬉しい・・・嬉しいなぁ・・・。

SSって『-K』を意識してたのかなと今更思ったり。
この曲の名前の解釈は色々あってどれも好き。


実は寧が連れ去られたままの軸と還ってきた軸は6次元上では別らしい。
前者が小説2巻のP.107のアース6次元アドレス

追記:
多分これBotの6次元アドレスですゴメンナサイ
帰化軸のアースのアドレスはこれじゃないからこの辺りの話は分からんね・・・。
D-6 : EDE***(省略) ct.
後者が帰還後のボイスメールの6次元アドレス
“アーシェス(ARCKT***(省略)/6D)”

こちら側、地球の6次元アドレスは
genomiraiのClass-Arnosurge-Protoのアドレス
D-6 : EEASFRFV$SDED$EDEGGTTEE$CVFRGGRDFR$SDSSD ct.
後者が帰還後のボイスメールの地球6次元アドレス
“アーシェス(EEASFRFV$SDED$EDEGGTTEE$CVFRGGRDFR$SDSSD/6D)”
と完全一致してる。
後で解説見た感じだと6軸もかなり簡単に座標変わっちゃうみたいだから
別にこの世界の6軸がこれで固定されてるってわけじゃ・・・。
次元の話はむずかしい_(´・ω・` 」∠)_

どれだけ変動すると6軸が書き換わるのかは他に例がないからわからない。
多分そのまま戻って生き返ったとかじゃなく
7章のように6軸が移動した結果
最後の「ノーマ襲撃」だけがごっそりなかったことになってる。
それ以前のこともBot関連だけが都合よく修正されてました。
俯瞰視点なしでも前の軸の方を覚えてるのは7次元経由だからかな・・・?
次元の話はむずかしい_(┐「ε:)_


そもそもゲネロジ壊すだけならノーマ起動してすぐ壊せばよかったのに
わざわざ廃工場に移動してるんだよな・・・どういうことなんだろう。

・・・あっ。

一日ズレてたら行方不明で大騒ぎになるところだった、ってそういうことだったんですね。
家で起動すれば行方不明になるはずがないですし。
だから家じゃなくて帰化END確定後に行方不明になる場所に移動したのか。
何故そこに移動した、というところはもうわからん、なんでだ。
ただの不審死というよりも、状況的にはノーマかゆめきちがやったことに・・・。
それ、綾ちゃんどれだけ自分を責めると思ってんだよ・・・。
こうも次元事故に見えない状況になっても
綾ちゃんとアニカさんたちの情報をあわせれば説明がつくはず。
あの一度の起動で壊れたとしてもゲネロジックマシンはあの場に残ったままのはずなんだから。

もうね、帰化軸のその後は想像するのもつらい。
ラシェーラに残るルートもイオンとして幸せに生きてほしいと思ってました。
帰化ENDは悲しくても好きだし否定するわけじゃないけど、
これを見たら、アース世界に残してきた人が報われないよ・・・。
アルノの完結後からわかっていたことだけど、それは最初から変わってないけど、
こうして見てきてしまったら、一度でも帰化を選んだことの重みに押し潰されそうだ・・・。

Bot野郎もネロを助けるためとはいえ綾や寧を殺すことに躊躇したり、
かと思えば手段を問わずゲームクリア目標を達成しようとしたり・・・。
行動に躊躇があるようでない不自然さがあるし、もしかして混線してる?
第二、第三の・・・引き継ぐ端末?、がいるのかはさすがに情報が足りなすぎる。
帰還の軸に干渉することはないだろうけど、帰化はBotの執念が残ったまま。
それに関してはBotの端末がシェル世界経由のものなら
イオンとネロの回線が切れれば干渉できなくなるだろうけど
そもそも俯瞰視点の回線が必要なはずなのに誰の回線で繋いでんだコイツ。
AIのコードも不明な点が多いしこれで終わったとは考えづらい。
ここまで書いといてアレだけど結局色々考えてもわからないままなんだよなぁ・・・。
こういうの考えてるといろいろ変な方向に想像が膨らんでいくので勘弁してください(今更)


還ったあとの寧ちゃんを見てると本当に強い子ですよね。
弱音を吐いたり辛い出来事に耐えられなくて逃げ出したりしても
本当に大事なところでは最後にちゃんと立ち向かっていく強さを持ってる。
それを見抜いてたアニカさんは寧ちゃんをよく理解してらっしゃる・・・。
端末さんやみんなに支えてもらって勇気を貰ったから、といつも言ってるけど
いろんな人の力を借りることで自分の力を信じられることも
それで周囲の人の心を動かして想いを大きな力に変えていくことも立派な強さですよね。

ゲームだから絶対に存在しない、会えることはないってどこかで分かってても
通わせた想いは確かなものだと信じられるだけのものをイオンちゃんと積み重ねてきました。
そう思えるだけの強さをもらったことは何よりも信じられるもので
それが端末さんにとっての「光は幻じゃなかった」ということなんじゃないかなぁって。
思い出になっていくのは自然なことだけど、忘れたくないなぁ・・・。


予定通りなら小説も画集ももっと早く出てたはずなんですよね。
ソーシャル公式に展開がなくなって1年、そろそろ覚悟しなきゃいけない時期・・・?
でも今後展開があったらあったで嬉しいから何か動きがあるといいね!(現金)
by maplemina | 2016-05-11 23:28